STEEL HUNTERのHow to Win
現在開催中のイベントSteel Hunterについて、自分の考えの整理を兼ねて纏めました。
あくまでドン勝を目標にする場合の話であり、おそらく間違った点なども多々あると思いますが、読む方の立ち回りの参考になれば幸いです。
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基本的な立ち回り(序盤)
Steel HunterではTier5において主砲が更新でき、Tier5以上とTier5未満で大きな戦力差が生まれます。
なので、序盤はまずTier5にできるだけ早く到達することが目標となり、そのために効率良く落ちているアイテムを回収していく必要があります。
- 敵との戦闘は避ける
- 無線探知を有効に使う
- 補給物資を確保する
以上の3点が序盤の注意点です。以下で解説します。
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敵との戦闘は避ける
最序盤はどのプレイヤーも物資が乏しく、戦闘の末勝利できたとしても、経験値以外に得られるものが殆どありません。
また戦闘自体も長引きやすいため、その間アイテムを回収していたプレイヤーに対して、遅れをとってしまうことになります。
貫通させるだけで経験値は得られるので、序盤は敵を見つけても1,2発撃ち込む程度にとどめ、何よりアイテムの回収を優先することが大切です。
無理に撃破を狙う必要はありません。倒せるか微妙な敵を追いかけまわすのは時間の無駄となり、自分が不利となるため避けるようにします。
逆に敵が追いかけてくる場合は、ドイツ車両であれば戦って撃退する、ソ連アメリカ車両は逃げられるようであれば逃げ、そうでない場所なら覚悟を決めて戦いましょう。
ソ連アメリカ車両でドイツ車両を相手する場合、正面を突き合わせた状態になると車高差で敵のキューポラが撃てず不利なため、機動力を活かして側面後部のエンジンを狙うのが有効です。
逆にこちらがドイツ車両で敵がソ連アメリカ車両の場合は、体当たりが有効な武器になります。敵に回り込まれないよう車体を押し付けながら戦うのがおすすめです。
逃げる場合は、そのまま逃げるだけでは振り切るのに苦労するので、落ち着いて履帯を切ってから、必要であれば適宜ターボチャージャーを使用して逃げましょう。
逃げる際に被弾しても、物資を回収すれば回復できるため、回復のリザーブを使用するかは残り耐久を鑑みて決めます。1発程度なら使用を我慢したほうが良いでしょう。
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無線探知を有効に使う
無線探知は敵の位置とアイテムの場所を知ることができるため、アイテムを回収するうえで非常に有用です。
周囲にこちらの位置を知られるデメリットもありますが、序盤は戦闘を避けようとする人が多いためメリットの方が大きいです。
Tier3のアップグレードでは"探知範囲"を選ぶのがおすすめです。
広範囲のアイテムの場所を知ることができるため、より効率的な回収ルートを構築できるでしょう。
アイテムを回収するうえでそこまで探知を連打する必要が無いこと、上記のデメリットも存在することから、"無線探知のクールダウン"はあまりおすすめしません。
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補給物資を確保する
補給物資は経験値が多く手に入ることもさることながら、空爆やトラップなどの強力なリザーブ、何より威力の高いHEAT弾が大量に手に入るため、最優先で確保すべきアイテムです。
序盤の補給物資はマップ中央の川周辺に投下されることが多く、また投下時間は残り時間13:20の時点と決まっているため
時間を確認しつつ、13:20にはある程度中央に寄れる回収ルートを構築したいところです。
物資が投下されたら即無線探知を使用し、周囲に敵がいないかを確認します。
敵が自分より物資の近くにいる場合は、時間の無駄になる可能性が高く、逆に相手のリザーブやHEAT弾でピンチになる場合もあるので潔く諦めましょう。
お互いが物資のすぐ近くにいる場合は、体当たりで敵を物資から押し出し強奪することもできるため見に行く価値はあります。
物資が回収できるかは運が大きく、また補給物資投下と同時に各種アイテムもリスポンするため、
回収が叶わなさそうであればさっさと諦め、他のアイテム回収に切り替えます。
最後に序盤のアップグレードですが、Tier2のアップグレードは"旋回速度"、Tier5では"単発ダメージ"を取ることがおすすめです。
特に"単発ダメージ"はDPMも"貫通力"より向上するため必ずこちらを選択しましょう。
Tier4のアップグレードは好みがあると思いますが、自分は"加速力"を取る場合が多いです。
特にドイツ車両は加速が鈍いため、Tier4で"加速力"を取って補うのが必須と言えるでしょう。
元々加速の良いソ連車両やアメリカ車両で、Tier6以降に"機動性"ルートを選ぶ予定の場合は、物資を回収効率が上がる最高速度も良いと思います。
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基本的な立ち回り(中盤以降)
Tier5に到達することができれば、Tier4以下の車両に対して大きく有利に立つことができるため、取れる立ち回りも変わってきます。
敵も抱える物資が豊富になり、火力が上がったことで撃破までの時間も短くなるため、戦闘をしても損をしにくくなってきます。
なのでTier5以降は補給物資を狙える中央付近で、無線探知を使いアイテムを回収しつつ、邪魔な敵がいれば積極的に排除する立ち回りになります。
優先度としては 補給物資の回収>アイテムの回収≧敵の撃破 となります。
補給物資は単純に自分が強化されることに加え、敵が回収するのを防ぐことでより有利になるので優先して回収します。
撃破できる敵はどんどん撃破して物資と経験値を稼ぎたいですが、追い回すことに時間を費やし過ぎて他のプレイヤーにアイテムを回収され、
有利を失ってしまっては元も子もなくなるのでほどほどで切り上げましょう。
また人数がそこそこ残っている状態で区域が狭くなってくると、横やりを狙われる可能性も上がってくるため、
戦闘が予想される場合は無線探知を使い、戦闘中に横やりを入れられないかどうか確認し、立ち位置が悪ければ引くことも大切です。
川底は開けていて高低差があり南北から挟まれるとかなり面倒なため、あまり降りたくはない場所です。
アイテムを拾いに降りる際は事前に無線探査を使い、囲まれる心配が無いか確認してから降りましょう。
煙幕のリザーブを持っていれば、回収の際や川底から登る際に使用して安全を確保できます。
一つ大切なのがTier6のアップグレードを行うタイミングです。
"機動性"を選ぶのであれば、即アップグレードして大丈夫ですが、
"HP"を選ぶ場合、装甲HPと引き換えに機動力が低下してしまうため、アイテムの回収効率は下がってしまいます。
なのでTier6の経験値が溜まっても即アップグレードは行わず、補給物資の奪い合いなど戦闘が予想される際までTier5のままでいることも選択肢の一つです。
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各国の車両評価
まず最初にSteel HunterではDPMが正義です。単発火力よりDPMの方が大切です。("機動性"ルートで、榴弾やローダーを選ぶ場合はこの限りではありません)
理由としてランダム戦と違い、1対1の撃ち合いのため、基本的にターン制になることがあまり無く、DPMをフルに発揮できる近距離の殴り合いになるからです。
また単発火力が高い砲は装填時間が長いため、その間に相手の回復リザーブでがっつり回復されてしまいます。
体当たりで回復を阻止することもできますが、相手との機動力差、トラップや履帯切りなどでそうもいかない場面も多々あります。
自分がTier6になった時点で、周囲からアップグレードで遅れていないなら”HP”ルート、アイテム回収が上手くいかず遅れているなら"機動性"ルートがおすすめです。
理由として最終安全地帯が狭く、機動力を活かした一撃離脱の戦いがしづらい地形の場合が多々あるため、DPMと装甲、HPがモノを言うためです。
"機動性"ルートの榴弾ローダーは瞬間火力は高いですが、DPMでは単発に劣り、またHPも低いため削り合いになるとどうしても不利になります。
ですが"機動性"ルートは、アイテム回収の面では"HP"ルートよりずっと優れているので、
出遅れて直接戦闘では稼ぎづらいという場合では、こちらのルートを選んでアイテムをどんどん回収すれば遅れを取り戻せるかもしれません。
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ソ連車両
初期車両はそこそこの装甲に軽快な機動力をもち、アイテム回収と戦闘の両方をバランス良くこなせる優秀な車両です。
身軽にアイテム回収をしつつ、ここぞという場面の戦闘もこなせるため、自分は3ヵ国の中でソ連が最も強いと思っています。
ただしDPMは全体を通して低めで、無線探知の範囲が300mと他国と比べ少し狭いため、Tier3の"探知範囲"を取得したいところです。
ルートとしてはTier6から"HP"→"HP"→"射撃速度"を選ぶのがおすすめです。
DPMは4200と他国に若干劣るものの、優秀な装甲、及第点の機動力を持ちバランスの良さが光ります。
俯角が取れなくなるため川周辺の戦いで不便を感じる時があります。
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ドイツ車両
ドイツの強みは何といっても初期車両の装甲です。車体下部やキューポラを狙われなければ、ほぼ攻撃を弾くことができ、
敵とバッティングしそうな場所のアイテムも、強気に取りに行くことができるので、序盤において有利に立ち回れます。
ただ加速がもっさりしていることと旋回速度に劣り、場合によってはターボチャージャーを使用したソ連のNDKなどで、車体後部を狙われ炎上…という時もあります。
Tier5以降はソ連に対して装甲が逆転されてしまうため、いかに序盤の有利を活かし維持するかが大切と言えます。
おすすめルートは2つあり、Tier6から"HP"→"HP"→"射撃速度"を選ぶのが1つ。
こちらは優秀なHPと扱いやすい単発砲で典型的なHTルートです。ただし動きは鈍重で装甲もソ連と比べるとそこまであてにはできません。
"単発火力"ルートは900ダメージが魅力的に見えますがDPMとしては3861と低いため罠です。
もう一つは"HP"→"旋回速度"→"自動再装填"を選ぶルートです。
こちらはHPでは若干劣るものの、実は単発砲として使用した際のDPMが4400と"射撃速度"ルートの4321よりも高く、
またオートリローダーでもあるため火力ではこちらが大きく有利です。
また砲塔旋回速度も”射撃速度”ルートより良いため鈍重なドイツの弱点を多少カバーできます。
アメリカの初期車両は戦闘力が貧弱です。車体装甲が薄い上にAP弾の貫通が低く、序盤の撃ち合いは非常に不利です。
しかし探知範囲が350mと広めで、機動力もソ連には劣るものの悪くないため、序盤は戦闘を極力避けつつアイテムを回収していきましょう。
Tier5以降は優秀なため、いかに序盤を乗り切れるかが鍵となります。
ルートとしてはTier6から"HP"→"HP"→"射撃速度"を選ぶのがおすすめです。
高Tierになっても車体装甲が薄いのは変わりませんが、DPMは4600と全ルートで最も高く、精度拡散も他国より優秀です。
また加速も他国と比べて軽快で動きやすさがあり、序盤の苦労が報われる強さと言えるでしょう。